材料の仕入れ先が変わった事で
今まで使っていたうち1つのメーカの製品を
使う事が出来なくなっていました。
元々ほぼ一つのメーカーのラインを
中心に使っているのですが
最近の毛染め剤の傾向として
白髪の「浮き」を防ぐために
あるいはより深く入れるために
研究の結果
色々な色味をミックスして
絵具で言えば混色による「グレー」の色を
加えているんですね。
この方法は効果が有るんですが
欠点として色味が深くなる
つまり今までよりも少し黒味が増す。
ただこれは室内での事で
外に出ると実は以外にちゃんと発色します。
ただ、
やっぱり「どうですか?」って聞く時に
いまひとつ自信を持って言えない。(;´∀`)
それがどうも作業する側の感触として
良くなくて
「少し明るめ」
「真っ黒は嫌だ」の要望、期待に答えるために
グレーベースでは無い
イエロー(黄土色)ベースの薬剤を
明るくする調整として使っていました。
で、
実はそれが入ら無くなったのです。(T_T)
で~色々なメーカーのサンプル貰って
色々テストしたんですが
やっぱり匂いや薬剤の硬さがそれぞれ有って
どうもしっくりこない。
で、ま結果から言いますと
今までメインで使っていたメーカーの
Nベース(標準色)では無くて
色味系の色をテストをしてみました。
これが今までの方法にバッチリマッチして
今まで入れていた薬剤の代わりとして
1本で代替え出来る事になり
諸問題が解決しました。(≧▽≦)
いままでのお客様には全く変わらずですし
無駄な在庫も増えず
良い感じで落ち着きました。
テスト段階でピンク系の
綺麗な色味も経験したんですが
やはり帰って来てみると(再染め前)
そういった色味は退色が早いんですね。
要望ならもちろん答えたいですが
あまり色味にこだわりが無い方に
あえて個性的な色を入れる必要は無いかな?
って、
やっぱり印象の持続って大切な事だと
思うんですよね。
髪色もファッションと同様に
おしゃれな方はチャレンジして楽しんでますが
提案するのはもちろん良いとしても
それは料理と同じで
それぞれの生活スタイルにも合わせる必要が
有ると思うんで
ま、ベーシックは押さえて
その上での話ですよね。
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