骨粗しょう症治療薬について

今回は直接お仕事とは関係ない話題ですが

会話の大切さを感じる出来事が有りました


お客様との会話の中で

骨粗しょう症の治療薬を飲んでいると

「歯医者さんが嫌がるでしょ?」との話を

お聞きしました

それをきっかけに色々情報を調べてみると

全く知らなかった

ビスフォスフォネート」剤の

副作用に関する情報が数々出てきました


ただし使用が認められている薬ですから

全ての方に副作用が出る訳ではもちろんありません


少ない知識の中で別のお客様とも相談していると

一時期TVなどでも話題になっていたそうで

その事は全く知りませんでした

見過ごすニュースは有るんですね


詳しく調べた理由と言うのは

最近歯茎の「歯槽膿漏」的な病状が有り

治療もあまり効果が出ておらず

お医者様も疑問を感じている様でした


今までは比較的丈夫だったため

もちろん年齢的な理由もおおいに考えられますが

もし万が一薬が悪影響をしているならば

もしくはその疑いがあるならば

一時的にでもお薬を中止した方が良いのでは無いか?

と、感じるようになりました


副作用と言えるかは別にして

薬の有効な効果として

「骨の代謝を遅らせる」と言うものが有ります

これは出ていくのを止めて

新しく入ってくる分で骨が丈夫になるとの考え方なのですが

お客様の中にも「骨密度」はあまり変わらなかった

との方も実際におられましたし

「薬が効いているから数値が減らずに維持できている」と

言う(判断する)お医者さんも居るそうです


統計データ的にはアメリカの調査を元に

「骨折のリスクが半分になった」と

言われています

ただし100人のうち2人骨折していたものが

100人のうち1人になったという話だそうです

20人が10人に減った訳では無いのです

これを別の見方をすると

98人はどちらでも変わりはなく

ましてや1人は治療をしていても骨折した事になります

つまり効果が出たのは100人中の1人だけで

99人には無意味だった事になります

なんだか、ちょっとげんなりする話ですね


これはもちろんうがった見方だし

1%の人には効果が結果として出た訳だし

予防として大切な事なのかも知れません

でも、わざわざ時間を使って病院に通い

それでも効果があまり無いとしたら、とても残念な話です


薬の効果として「骨の代謝を抑える」ために

あごや歯茎の老化が進む(入れ替わらない)との話があり

これは副作用とは言わないまでも事実の様です

また薬の効果として白血球の活動が活発になる事から

口の中の雑菌をムダに攻撃してしまい

炎症が出てしまう事が有るとの話も有りました


副作用についての判断では

3年以上薬を続けている場合には

歯科治療の場合には一時的に中止し

3ヶ月くらい間を空ける必要が有るそうです

これを聞いただけでも、

それだけ強い薬い薬だと感じてしまいます


歯医者さんの話では3年未満なら治療は出来るし

注意しながら治療する方法もあるそうですが

副作用に対する対応が出来るからと言って

薬を続けていいとの話にはなりません


今の歯茎の炎症の原因では無いかも知れませんが

悪い作用があるならやめたいし

副作用が出なかったとしても

歯茎やあごの老化も遠慮したい

そう思うのは当然だと思います


副作用がある状態で治療すると

炎症がとれなかったりして悪化し

ひどい状態になる場合も有るようです


さて具体的には

週1回飲む薬が該当する薬でした

骨折を防ぐ事が本当の目的なので

それには「骨密度」よりも

むしろ「筋肉量」(運動など)の方が大事との

理論も正しいと思います


もうひとつ同じ系統の薬では無いのですが

「血液中のカルシュウム濃度を減らして流出を防ぐ」

と言う注射をしていて

最近の研究で有効であると言われる食品

レモン(クエン酸)の理論 (その他の柑橘・梅干しでも)

「血液中のカルシュウム濃度を高める事で吸収を増やす」

とは逆の理論に感じてしまいます

もう一つの大きな効能である「痛みの緩和」については

幸いに現在は不要な状況になっているので

今までは問題無いにしても

こちらもやめる事にしました


その後の症状は

一回悪くなったものはなかなか

改善するものでは無いと思いますが

もし今後他の歯(歯茎)の治療が必要にならなければ

効果が有ったと言えるかも知れません


少なくとも「無駄な不安をあおらない」と

あまり副作用についての説明をしてくれない

病院が多いのが現状な様で

実際に詳しく理解するほどの説明はされていません


もちろん取り越し苦労と言いますか

間違った「疑い」なのかも知れませんが

それを判断するのはあくまで治療する側だと思います

もちろん心配なく骨密度を増やせるなら

それは予防としてありがたい事だと思います

少なくとも今の治療薬のコストが

新しい薬の開発に役に立てばと思います


考えるきっかけを与えてくれたお客様には

本当に感謝していますし

同じ懸念が別のお客様にも出ないように

一緒に考えていかれればと思いますし

今後の経過や経験をお話しできればと思っています






sophia

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